なき王女のためのパヴァーヌ
<作曲> Maurice Ravel(モーリス・ラヴェル)
<アレンジ構成>トーンチャイム、ハンドベル 3オクターブ、27音
<曲について>
美しいメロディと独特の和音が素晴らしい曲です。ヴォリュームのある曲なので、作り上げるまで時間がかかると思いますが、演奏しながら響きを楽しめる曲です。
<参考音源>
♪演奏のポイント♪
★RTは音が鳴ったあとにすぐ響きを止める奏法です。楽器を手や体に付けて、響きを止めます。止めるタイミングは揃えましょう。「ぽぉん、ぽぉん」と鳴る程度が理想的です。
★参考演奏は♩=48です。このテンポで、演奏時間は約3分20秒です。
★Aはメロディと伴奏の音域が近いので、役割によって音量を変えてください。
★装飾音符は自由なテンポで鳴らしましょう。ただ、全体の流れを止めないように気を付けてください。
★B、Cから中音域の8分音符は刻む部分は軽く、レガートの部分はメロディをつなぐように意識しましょう。ベースは音符分の長さを十分にのばして、メロディと和音を支えるイメージを持ってください。
★Dから少しテンポを落として演奏するのも良いと思います。
★遅めのテンポで演奏すると音が響いて良いと思いますが、流れが止まってしまうと演奏していても聴いていても飽きてしまいます。
音が伸びている間も音楽の時間が進んでいることを、いつも意識できると良いですね。